建設DXとBIMの関係性

建設DXとBIMの関係は下記の3つのパターンに分類され、変革必要性と推進難易度は変わります。

A:BIMとDXには関連性がないと考える
B:BIMをDXのひとつに位置付ける
C:BIMの情報を「DXの情報基盤」とする

建設DXとBIMの関係性

Aでは、BIM = 便利ツールと位置付けられ、全社で標準化して使われるのではないため、現場で勝手に使うことができます。BIMの導入は行いやすく、目先の効果も出やすいため現場からの抵抗も少ない一方で、長期的な目線で見るとデータが有効活用されない問題があります。

逆にCでは、BIM = 基盤となり、全社で標準化する必要が出てきます。データをうまく使えるようになれば効果的ですが,そのためにはプロジェクトを長期的に走らせる必要があり,組織やプロセスから行動体系まで変化も大きくなります。そのため抵抗が大きくハードルも高く,時間がかかります。

企業におけるBIMマネージャーの役割

全社でのBIM導入には、企業規模に寄らず、トップダウンとボトムアップの同時進行が不可欠です。BIMマネージャーは、その中間の立ち位置で戦略から現場での運用をとりまとめコントロールする重要な役割です。経営陣は、BIM導入で実現したいハイレベルな目標=BIMビジョンを決定する必要があります。BIMマネージャーはそのビジョンを展開し、戦略的な方向性を指導します。

全社でのBIM導入ピラミッド

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