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建築設計者のためのRevit活用術

vol.2 平、立、断の図面の食い違いをなくしたい

一昨年の建築基準法の改正で建築確認申請の手続きや審査が厳格化され、図面など書類に不整合があった場合には、建築確認申請を一からやり直すようになりました。最大で70日かかる審査をもう一度やると、工期は2~3カ月は遅れ、お施主さんからの信頼も失ってしまいます。

また、建築設計事務所や建設会社の立場からは、手戻りが発生することによる建築コストの増大や労働時間の増大、そして設計変更によるデザインや使い勝手という建築品質の低下を招く結果となります。経営面からみると生産性の低下ということになります。

このように、図面の整合性という問題は、建築プロジェクトにおける基本である「Q、C、D、S」、すなわち品質(Quality)、コスト(Cost)、工期(Delivery)、安全(Safety)という要素と密接に結びついていると言えるのです。

そこで、BIMの登場となるわけです。なぜ、BIM対応のRevitを使うと図面の整合性が簡単に確保され、建築のQDCSを改善することができるのかをご説明しましょう。

図面の不整合による建築確認申請のやり直しが心配
Revitなら図面間の整合性は自動的にとれる!

BIM対応の建築用3次元CAD「Revit」による作業は、平面図を描いていくのと同じような操作で3次元の建物モデルを作っていく作業になります。平面図のほか、立面図や断面図などは必要な断面で3次元モデルを「切る」だけで自動的に作図されます。図面間の整合性は自動的に保たれ、図面と整合性のある建具表や面積表なども自動的に作成されます。つまり、図面の不整合による建築確認申請の心配はありません。

その秘密は、Revitでは壁や建具、床、天井などの建物部材を「ファミリ」という3次元CAD部品で表し、それを変形したり、張り付けたりすることで設計を進めていくことにあります。

Revit での図面化と設計変更の整合性を取る方法

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